
コラム 『屋根の大事な部分とは?』
屋根の工事をするにあたって、なかなかどの部分が大事なのか具体的に説明を受けたり
受けなかったりする事もあると思いますが、今回は「屋根の大事な部分」について書きます
またここで扱う屋根ですが、北海道札幌市に弊社が所在していますので、雪が積雪する地域で、
中央に向かって傾斜しているスノーダクト式の屋根についての記載になります事をご了承下さい
目次
1・屋根の大事な部分とは?
2・安心して暮らしていくためには?
3.弊社の工事事例
4.最後に
『1・屋根の大事な部分とは?』
屋根の大事な部分と聞いてまず思うのが、私たち建設業界の観点でいくと
雨水などが流れていく排水溝までの『樋(とい)』と呼ばれる部分になってきます
写真で見るとこの谷の部分になります ↓






建築に関する知識がないと、『屋根』や『雨漏り』と聞いた時にまず
いちばんに思い浮かぶのは、ほとんどが『屋根のトタン』の部分やつなぎ目だと
思います もちろんその屋根のトタン部分の塗装が劣化し、はがれてきてサビてしまい
雨漏りや家が傷む原因となる事もありますが、それよりも多いのが樋(とい)部分に
落ち葉やゴミが蓄積、堆積してしまって排水されない事による雨漏りや、冬場の凍結に
より排水できない状態(オーバーフロー状態)、コイル部分の劣化により、そこから
雨漏りしてしまう状態です 他には樋の構造の問題(傾斜角度が悪い、地震などで
コイルが痛んでしまったなど)でも排水が悪くなり、雨漏りの原因となる事があります
飛んできた落ち葉やホコリ、ゴミなどが堆積していた実際の写真になります ↓


自分の家とはいえ、気軽に屋根の上に登ったりして確認できる場所ではないので
どうしたら良いのやら、と不安になる方も多いと思います
『2・安心して暮らしていく為のチェックポイント』
安心して暮らしていく為のポイントをお伝えしたいと思います
①家の周りに大きな木、落ち葉がよくたまる環境がある場合
→毎年11月頃、屋根の樋(とい)部分に堆積物がないか点検する 自分で難しい場合は業者に
清掃を依頼する その際、清掃前、清掃後の写真撮影を依頼して確認するようにしてください
※弊社でもご依頼があった場合、諸条件ございますが対応しておりますので、下記に
ご依頼についての流れを記載しておきます
②屋根の塗装工事を依頼する際に、谷コイル部分が痛んでいないか見てもらう
→トタン屋根の場合、ウレタン塗装だとで約7~8年で塗り替え、シリコン塗装だと約10~
12年で塗り替え、フッ素や無機塗料だともっと長い間塗り替えをしなくてもあまり傷まないと
言われています その際にも、定期的に樋部分の剥がれやゴミ溜まり、ひび割れなどが
ないか見てもらい、不備があった場合は写真で確認をする、など対処を考えましょう
自分でなかなか点検ができない部分だけに、億劫になりがちな部分ですね
屋根に上る行為は危険を伴うので、信頼のできる工務店や専門業者などに依頼してしまうのが一番だと
思います
『3・弊社の工事事例』
雨漏りについてのお問い合わせは沢山あるのですが、中でもオーバーフローが原因で雨漏りにつながった例が
よくあります
こちらは冬場に樋(とい)の部分が凍結してしまい、排水ができない状態になってしまいました
この状態が続き、屋根上の溶けたものが行き場を失ってたまってしまい、ハゼ(接合部)の
部分などから浸透してしまい、すが漏れとなってしまいます

冬場の屋根は滑るので、注意しながら樋(とい)周りの除雪をしていきます↓
とても厚い氷の塊ですね


排水できる部分にヒーターを差込み、中の氷も溶かしていきます

いつもは、ドレンヒーターの電源を入れて凍結しないようにしていたらしいのですが
電源を入れるのを忘れてしまっていたので、凍結してしまったようでした
でもこれで今回のすが漏れについては解決です

ドレンヒーターですが、通常家の中に屋根からの排水管が通っている場合は家の中が
常にマイナス気温などにならないようであれば、必要ないとされています
(なので、数年空き家だった家などは、凍害などで配管が痛んで雨漏りなどないか、
よく確認された方が良いと思います)
後付けで外壁の外に設置された配管などは外の気温の影響を受けて凍ってしまうので
確実にドレンヒーターが必須となります
↓外付けの排水管が凍って途中で破裂し、中の水が外側で凍った例

4.最後に
なかなか目の届かない屋根ですが、毎年樋部分の清掃をしたり、清掃を業者に依頼したりする事と
定期的な屋根の塗装をして、屋根のメンテナンスを行う事で安心して暮らしていく事ができます
弊社では、①2階まで ②スノーダクトの屋根(傾斜のある屋根は不可です) ③屋根に上れるタラップが
付いている ④積雪前
以上の条件が満たされた場合、樋部分の清掃ができます
可能な限り対応致しますが、対応できる人数に限りがある事もあり
お断りする場合もございます ご了承下さい
毎年11月頃にピークを迎えますので、お早めのご検討をお願い致します
お問合せフォーム よりご連絡下さい
もしくは、お電話で 011-782-5115 までお願い致します
