冬の時期の工事でした
天井裏に出来たシミは、屋根からのすが漏れです
※すが漏れとは、寒い地方の建物で、冬に軒先側の床や壁がひどく水漏れする現象のことです。 太陽光や室内の暖気で暖められた雪が溶け、軒先の屋根に氷となって堆積すると、それが原因となって 室内に水滴が落ちてきてしまう現象です。
屋根にあがり、原因と思われるスノーダクト(樋とい)廻りを確認します
樋(とい)まわりを除雪したところ、排水口にはびっしり氷がはっていました
氷の厚さは10cmほどあった所もありました。
排水口まわりにも氷がびっしりとはっており、氷をとかす為の電気が入っていませんでした。
丁寧に他の部分の氷も割っていきます
最終的な樋(とい)の状態です、これで安心です!
早めの屋根の雪下しや、勾配のある屋根なら塗装を塗りなおし、雪がすべって落ちやすくなるのを保つ、 また屋根裏に部屋の熱が伝わって屋根の雪をとかしてしまわないよう、屋根裏には断熱材をしっかりつめる、など いくつかの対策があるかと思います。 万が一、雪が積もっているのに雨漏りがある!と発見された場合は、すぐにご連絡下さい。 早めの対処であれば直すところも少なく、料金的にもお客様の負担は軽くなると思います。 また、雪による「雪害」が認められた場合は火災保険が適用となる場合もございますので、 そちらも合わせてご相談下さい。